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城北グループホーム 生活リハビリの取り組み 2023.8
城北グループホームでは、理学療法士と協力し生活リハビリの取り組みを行っています。8月は理学療法士による体操教室と生活リハビリに取り組む様子をご紹介します。
体操教室の様子
「体操なのに耳?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、耳の周りには自律神経の通り道が集中しています。また耳にはたくさんのツボがあると言われ、耳を軽く引っ張ることで自律神経が刺激され頭がスッキリする等の効果が見られます。
足踏み運動にプラスして、上げた足と反対の手で膝をタッチするという脳トレ効果も含んだ運動を行います。足踏みは股関節の運動ですが、併せて手も使うことで、2つの動作を同時に行うことになり、認知症進行の予防にも繋がるとされています。
お尻を持ち上げる動作は腰、お腹周りの体幹の筋力トレーニングとなります。姿勢を保つ為にも必要な筋肉です。お尻にかかる圧を取り除けるので、床ずれ予防にもなります。
最後に両手を広げることで胸が開き肩回りや肋骨の筋肉を動かす運動に繋がります。ついつい楽な姿勢を取ってしまうと猫背になりやすくなってしまいますが、肩や肋骨が柔軟に動くと呼吸も楽になります。
水やり~屋内~
※記念撮影のため、マスクを外して撮影しています。
以前屋外での水やりをご紹介させていただきましたが、車椅子のお客様の参加が難しい状態でした。そこで職員と相談し屋内で行えるように小さなプランターをご用意しカイワレ大根を育てています。実際に種まきから水やりまで行っていただき、特に水やりでは車椅子のお客様から「また水やりを行うことが出来てよかった」との声を聞くことができました。また屋内で成長の様子が見ることができるため、お客様同士「早く大きくなるといいね」と話に花を咲かせる様子も見受けられました。
お客様のコメント
81歳女性「大きく身体を動かすことが出来て楽しかったです」
83歳女性「色々知ることが出来たから今日からまた頑張って身体を動かしていきます」
担当者のコメント
日常の中でも体操を行いますが、理学療法士と実際に接し体操をすることで普段よりも真剣に耳を傾け取り組む様子が見られました。また1つ1つの動作に「何故この体操が大切なのか」と説明を交え行うことでお客様からも「初めて知った」「これから毎日やろうかな」という声が聞かれました。また水やりでは車椅子のお客様も役割をさらに持てるように職員と考え実施し、お客様から喜んでいただくことができ良い取り組みとなりました。
こちらのグループホームは
アクタガワ ハートフルホーム静岡城北グループホーム(静岡市葵区)