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開北グループホーム ペン習字レク
ハートフルホーム開北では、今年度から1階と2階の合同レクリエーション活動を行っています。タオル体操や卓球・絵手紙・ペタボードなど、それぞれに担当者がおり、毎月2~3回の実施を目標としています。今回は、施設ケアマネから「習字教室に通っていたお客様がいるので、習字レクができないか」という提案をもとに実施した「ペン習字レク」の初回の様子をご紹介します。
ペン習字
いきなり筆やすずり、墨、半紙を用意するのは難しいこともあり、まずはペン習字から行うことにしました。第1回のテーマは「自分の名前を楷書と行書で書こう」です。学校の書写の時間をイメージして、練習用紙は楷書のなぞり書き・行書のなぞり書き・自分で練習して本番の紙というように、それぞれのお客様専用の紙を用意しました。
ペン習字レクの様子
「昔、習字教室に通ってたよ」「学校でやったね」など、お客様と職員で話をしながら準備をしていきます。「楷書、行書、次は何でしたっけ」と尋ねると、「草書だよね」とお答えしてくださるお客様もいらっしゃいました。
黒色の筆ペンのほか、絵手紙レクで使用している色付きのペンも使用していただきました。集中してあっという間に練習書きを済ませるお客様や、「難しいよ」と悩まれるお客様と、様々な反応がありました。ご自分で書くのが難しいお客様は、職員と一緒に書いたり、皆様の様子を見学したりしました。
練習が済んだら、本番の紙に書いていきます。日付も入れて、短冊のような出来上がりになりました。
お客様のコメント
90代女性「自分の名前をこんなに書くことってないね」
80代女性「なかなか上手くいかないよ」
80代女性「楽しかったですよ。ありがとうございました」
担当者のコメント
施設ケアマネからの提案は、「興味関心チェックシート」という、お客様自身がご自宅でやっていたことや興味のあることを知るためのものを元にしています。習字教室に通っていたお客様に、「施設の生活でも、その雰囲気を味わっていただきたい」と思い企画しました。なぞり書きのお手本はパソコンを使って用意しましたが、皆様それぞれご自分の筆跡でしっかりと書かれていました。「上手じゃないよ」と謙遜されるお客様もいらっしゃいましたが、これまでの暮らしぶりが思い浮かぶような、丁寧な書き文字の数々でした。今後も月1回を目安に続けていきたいです。
こちらのグループホームは
アクタガワ ハートフルホーム沼津開北グループホーム(沼津市)