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今回は、ハートフルホーム開北での野菜作りについて紹介します。これまでにもプランターでミニトマトなどを育ててきましたが、今秋は自宅で野菜作りをしていたお客様や花が好きなお客様を中心に、買い物から一緒に準備をおこないました。

買い物の様子

※撮影のため、お客様のご希望によりマスクを外して撮影していることもあります。

アクタガワでは、入居時に「興味関心チェックシート」をお客様やご家族様に書いていただいています。自宅でやっていたことや、興味のあることを施設の生活でも続けられるように、このシートをもとにケアマネがケアプランを提案しています。そのなかでも野菜や花を育てていたお客様が多いことから、今回の取り組みをスタートさせました。皆様に「何の野菜を育てたいですか」とアンケートを取り、代表して2名のお客様と一緒に近所のホームセンターに買い物に行きました。

普段は外に出るのに遠慮がちなお客様が、お店に到着すると野菜の苗を一つひとつ手に取り、「この白菜は元気がいいわね」と選ばれていました。ご自宅で野菜作りの経験のあるお客様も「これなんかいいんじゃないか？茎が太くて、葉に元気がある」と並んでいる苗から選ばれていました。

選んでいただいた野菜は、お客様に実際にレジに並んで会計をおこなっていただきました。

水やりの様子

※撮影のため、お客様のご希望によりマスクを外して撮影していることもあります。

翌日、苗の植え替えをしました。今回は野菜を土の袋へそのまま植えて育てています。花とイチゴの苗はプランターに移して、お客様と一緒に水やりをおこないました。こうした活動は、お客様の「役割作り」や「生活のなかのリハビリ」につながります。

お客様のコメント

90代女性「白い花なんて珍しいわね」

90代女性「大きくなってくのが楽しいね。いつ頃収穫できるの？　早く実ができないかな」

80代男性「大きくなったらみんなで鍋やろう。早く大きくならないかな」

担当者のコメント

いつもは日光浴やレクへの参加が難しいお客様が、楽しそうなご様子や積極的に水やりをしてくださる姿を見ることができて嬉しいです。今後の目標は、お客様からも提案のあった『白菜を使った鍋をみんなで食べる。芽キャベツを使ったシチューをお客様と作る』です。今から収穫が楽しみです。

こちらのグループホームは

アクタガワ　ハートフルホーム沼津開北グループホーム（沼津市）