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開北グループホーム 5月の園芸活動
※屋外活動のため、マスクを外しています。
今回は5月下旬におこなった園芸活動についてご紹介します。開北グループホームでは、過去に何度か野菜を育てたり、花の苗を植えたりという活動を不定期におこなってきました。こうした取り組みは、お客様の役割・生きがい作りの一助になるほか、屋外に出て季節を感じる大切な機会となっています。今回は、野菜を3種類と花の苗2つを植えました。
ねらいと目的
開北では、「親は百姓だった」というお客様や、「家で野菜を作っていた」「庭のお花の世話をしていた」という方が多くいらっしゃいます。
園芸活動は、こうした「今までの(在宅時の)生活のつづき」を意図しているほか、最近では「新たな趣味や生きがいづくり」も目的としています。職員を含めた周囲の人と一緒に野菜や花を育て、日々水やりをすることが、その方にとって生活リハビリになると同時に、「自分の役割=新たな趣味や生きがい」となることを意識して取り組んでいます。
園芸活動の様子
※屋外活動のため、マスクを外しています。
今回はミニトマト、セロリ、ピーマンの苗と、カリブラコア・シャルウィダンスという名前の花を用意しました。天気の良い日の午後に、職員とお客様有志でプランターに植え替えました。
まずは去年の残りや雑草を取り除いて肥料を混ぜ、土をほぐします。「これは抜いちゃっていいの?」「できるだけ下のほうから混ぜると良いですよ」など、お客様も職員も一緒になって手を動かしました。靴に土がかかってしまい「大変だ!」と笑う場面もありました。
植え替えが済んだら皆様で少しずつ水やりをしました。「どのくらい水をやればいいかな」「実がなるといいね」と、今から収穫が楽しみです。花は玄関先に置いてあり、面会に来たご家族様から「終わった花は摘んで、そうしたらどんどん増えるよ」とアドバイスもいただきました。
お客様のコメント
90代女性「(花の名前を聞いて)洒落た名前だね、はじめて聞いたよ」
80代女性「キレイな花だね」
90代女性「これは何の野菜?なにができるの?」
担当者のコメント
今回はお客様と一緒に苗を買いに行くことができなかったのが心残りでしたが、野菜や花の水やりを通じて、外気浴や立って歩く機会を増やし、季節を感じてもらうことで、お客様の「五感の生活」の一助になればと思います。
プランター代わりの袋があと2ヵ所空いているので、次回は一緒に買い物に行けるよう計画中です。
こちらのグループホームは
アクタガワ ハートフルホーム沼津開北グループホーム(沼津市)