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開北グループホーム H様からの新茶を飲む会
開北グループホームに入居されているH様は、日頃から「ウチはお茶屋さんだから」とおっしゃり、お茶の味や温度に一家言あるお客様です。先日、そのH様ご家族様から新茶をいただきました。せっかくなので特別なお茶菓子も用意して、皆様でゆっくりお茶を味わう時間を作ることにしました。なかなか予定が組めず5月中の実施とはいきませんでしたが、今回はそのときのご様子を紹介いたします。
お茶菓子を買いに
当日に、お客様と一緒に近所の和菓子屋でお茶菓子を買いました。もともとお住まいの地区ではないこともあり、車内でも「初めて来たよ」とおっしゃっていました。見慣れないところで少し戸惑いもあったご様子でしたが、職員と一緒に店内でお菓子を選んで支払いを済ませた後には、自然に「ありがとう」とご自分から店員に声をかけていらっしゃいました。
お茶会の様子
※食事中のため、マスクを外して撮影しています。
買い物から戻って、お茶の支度です。普段はたくさん入る取っ手付きのコップにお茶を入れていますが、せっかくの新茶ということで、コロナ禍以前に使っていた来客用の湯飲み茶碗を用意しました。普段は「お客様が主役・お客様と一緒におこなう」ことを重視していますが、今回はおもてなしの意味も込めて、職員が準備させていただきました。
準備をしていると、H様も昼寝から起きてこられました。「いただいた新茶を淹れているところです」とお伝えすると「ウチの人が持ってきたの?どうぞ飲んで」と少し笑っておっしゃってくださいました。
「おいしいよ」とお茶をおかわりするお客様や、あっという間にお菓子を食べきるお客様、ゆっくりと味わうお客様と様々なご様子がありました。
お客様のコメント
80代女性「これウチのお茶だよ」
80代女性「いい匂いだね。色もいいね」
90代女性「お茶おいしいよ。お菓子もくれるの?」
担当者のコメント
新茶の時期を少し過ぎてしまいましたが、余裕を持った日程にすることで以前から目標にあった「お客様と一緒に買い物に行く」が達成できて良かったです。開北では食事やおやつの飲み物は基本的に緑茶をお出ししていますが、「やっぱりいつもと味がちがうね」と、お客様にとっても新茶はやはり特別なご様子でした。特に「ウチのお茶だよ」と嬉しそうに、少しうれしそうな笑顔でおっしゃったH様の表情が印象に残っています。H様と、H様のご家族様に感謝です。今後も季節を感じることのできるイベントを企画していければと思います。
こちらのグループホームは
アクタガワ ハートフルホーム沼津開北グループホーム(沼津市)