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加島グループホーム ミャンマー食文化交流~オンノ・カウスエ~

富士市にあるグループホーム・ハートフルホーム加島では、特定技能実習生にミャンマーの料理を作ってもらい、食の文化交流を行いました。コミュニケーションツールとしての最高の「食」を通じてミャンマーを知るとてもよい機会になりましたのでご紹介します。

ミャンマーってどんな国
ミャンマー料理をいただく前に、お国の事を話してもらいました。ミャンマーは昔ビルマと呼ばれていたと説明されると、わかった方が大勢いました。とても都会で綺麗な場所であること、飾ったイラストに描かれているのは、いくつもの世界遺産を並べているものだということなど、様々なことを教えてもらいました。また、2人がどんな所で産まれて、家族は何人いるのかなどの話にもなり、日本人と結婚する気はあるかとのお客様からの質問まで飛び出しました。そしてミャンマーの歌を歌ってもらい紹介が終わりました。
オンノ・カウスエ
※食事中のため、マスクを外して撮影しています。
いよいよ先ほど作ってくれたオンノ・カウスエの登場です。初めての料理にドキドキ・ワクワクします。いい匂いが漂ってきましたので、食べる前から美味しいことが直感でわかるほどです。このオンノ・カウスエは結婚式やおめでたい時に食べるそうです。縁起が良さそうですね。材料は、生豆粉(なままめこ)という生の大豆の粉と、ココナッツミルク、鶏肉、生姜、にんにく、チリパウダーでスープを作り、中華麺にかけて、トッピングにゆで玉子、玉ねぎ、レモン、天かすも乗せてありました。香りがよかったのはにんにくが効いていたからかもしれません。ココナッツミルクで甘い香りもしました。ポイントはやはり生豆粉でした。近辺のスーパーでは取り扱いがなく、本人たちがベトナム料理のお店近くで探してきてくれました。煎った大豆は、きなこです。最近は小麦粉の代わりに使える大豆粉がありますが、それは軽く煎ってあるため生ではありません。今回は取り寄せる時間がなく粉探しに苦労しましたが、現地と同じものを味わうことができました。
食文化交流成功
※食事中のため、マスクを外して撮影しています。
皆様食べた瞬間から「美味しい」「旨い」「最高」と口々に仰り、おやつの代わりとしては少々多い量でしたが、あっという間に完食されていました。最後にミャンマー語で「ありがとう」を教えてもらいましたが、とても発音が難しかったです。全員でありがとうを言って会を終了しました。食べるものでの交流が一番楽しくて良いです。またの機会に別のもので交流を図っていきたいと思います。
お客様のコメント
80代女性「本当においしかったよ、ありがとう」
80代男性「これならもう一杯食べれるな」
担当者のコメント
五感を刺激し、国境を越えるコンテンツは『食』でした。食を通じて生活や人間関係が豊かになり、幸せな空気に包まれました。コミュニケーションツールとしての最高の「食」の文化交流となり、飛行機で8時間かかるミャンマーがとても身近に感じられました。ぜひまた開催したいと思います。

こちらのグループホームは
アクタガワ ハートフルホーム富士加島グループホーム(富士市)
