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小鹿公園前小規模多機能 創作クラブ

小鹿公園前小規模多機能では、初めての創作クラブ活動を行いました。「6月の花」をテーマに、レジンアクセサリー作りに挑戦していただきました。今回はその様子をご紹介させていただきます。

アクセサリー制作
皆様には“あじさい”をイメージしていただき、まずは「何色のあじさいを作りたいか」を伺ったうえで、形やアクセサリーの種類を選んでいただきました。参加者は女性の方が多くいらっしゃいましたが、男性のご参加もあり、うちお二人は日頃お世話になっている奥様へのプレゼントとして制作に取り組まれました。さらにもう一組のご夫婦では、奥様がご主人のイメージに合わせてお揃いのキーホルダーを作られるなど、お一人おひとり異なるテーマをもって、「生きがい」を大切にしながら取り組んでくださいました。
はじめに、レジンとは何か、そして作り方の説明を行いました。ご年齢的にレジンに馴染みのない方も多く、「何だろう?」という表情をされる方もいらっしゃいましたが、まずは一番興味を持ってくださったお客様からスタート! 型を見て形を決め、あじさいの色を選び、さらに「華やかにするか」「落ち着いた雰囲気にするか」などのご希望を伺ってから、材料をお選びいただきました。
最初のお客様は、「落ち着いた水色のあじさいで作るキーホルダー」と決められ、たくさんの材料の中からイメージに合うものを見つけていただきました。制作が始まると、皆様の目がキラキラと輝き、興味津々でご参加くださり、最初の作品が完成すると「次は私も!」と次々に前に出てきてくださいました。女性の皆様も思い描いた色や形で続々と作品を完成させ、とても喜んでくださいました。
ご夫婦でご参加された方は、まず奥様のキーホルダーを作られ、それに合わせてご主人の分も作成されました。私たち職員が想像するご主人のイメージとは異なり、普段はモノトーンの小物をお持ちの方でしたが、奥様は「緑です!」と即決。ご夫婦それぞれのキーホルダーを並べると、笑顔でとても喜んでくださいました。
男性のお客様お二人は、即興で奥様へのプレゼントを作成されました。プレゼント用の袋もご用意し、T様には「奥様のイメージ」を伺うと、少し照れくさそうにしながらも、職員と一緒に奥様の雰囲気について話し合い、材料を選ばれました。呼ぶ前から職員の元へ来られ、真剣な眼差しで材料を選ばれていた姿が印象的でした。完成品をご覧になると、とても喜んでくださり、職員のほうが盛り上がってしまい、プレゼントを渡す際の練習までご一緒しました。
また、Y様には「奥様へのプレゼントにしませんか?」とお誘いすると、涙ぐまれながらも丁寧に選んでくださいました。明るい奥様にぴったりな、可愛らしいブローチが完成し、心のこもったメッセージカードとともに贈られました。
お客様のコメント
83歳男性「奥さんが喜んでくれるといいな。」
88歳女性「かわいい髪飾りができました。」
担当者のコメント
お客様の「生きがい」を感じて頂けるよう小鹿小規模では創作クラブを立ち上げました。「6月の花」をテーマに、レジンアクセサリー作りに挑戦していただきました。お客様からは「楽しかった」「またやりたい」と大変ご好評をいただきました。今後も定期的に開催し、編み物や刺繍など趣味をお持ちの方や、「生きがいシート」に目標を掲げている方々にもご参加いただけるよう、創作クラブの内容をさらに広げてまいりたいと思います。

こちらのグループホームは
アクタガワ ハートフルホーム静岡小鹿公園前グループホーム(静岡市駿河区)
