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グループホームの費用|実際の費用例と共に紹介
目次
グループホームの費用
グループホーム入居にかかる費用は、大きく分けて2つあります。1つ目は入居時の初期費用です。入居一時金などが含まれます。2つ目は入居後の費用です。家賃、管理費などが含まれます。
月々の費用例
初期費用の相場は0~100万円となっており、施設により大きな差があります。また、月々の費用は12~40万円が目安となっております。実際の費用例を紹介します。
要介護2 介護保険料1割負担の場合
グループホーム料金表 ※1日3食、月30日で計算
入居一時金 | 無し |
家賃 | 65,000円 |
水道光熱費 | 33,500円 |
食事サービス | 41,300円 |
介護サービス費 | 24,678円 |
合計費用 | 164,478円 |
グループホームの費用の仕組み
費用の仕組みについて、介護サービス費の計算方法や加算など、費用の中身について詳しく見ていきます。
介護サービス費
介護サービスは、サービスごとに単位数が決められています。介護サービス費とは、サービスごとの単位を元に計算される自己負担額のことです。
以下の介護度別の介護保険料の表を参考に、月々の介護サービス費がどのように計算されるか解説していきます。
介護保険利用料(1ヶ月・30日計算)
介護度 | 負担額 |
要支援2 | 22,830単位 |
要介護1 | 22,950単位 |
要介護2 | 24,030単位 |
要介護3 | 24,720単位 |
要介護4 | 25,230単位 |
要介護5 | 25,770単位 |
※上記単位には加算は含まれていません。地区別単価による上乗せ、処遇改善加算の他ご利用に応じ加算が上乗せとなります。
計算方法(要介護度2・1割負担)
24,030単位×10.27円×1割負担=24,678円
先ほどの例では、要介護度2であることから上記の表で24,030単位となります。静岡市は6等級であるため1単位は10.27円になります。自己負担は1割であるため、24,678円が介護サービス費となります。1単位当たりの費用は市町村により異なります。また負担割合は収入状況などにより異なります。
加算について
加算とは、追加される介護サービスの内容によって1回につき料金が増加することです。加算は施設が一定の要件を満たす場合に算定することが出来るため、サービスの充実している施設かどうか判断する際の1つの参考になります。
具体的な加算の例をいくつか紹介します。
医療連携体制加算
算定要件
- 看護師を1名以上確保
- 看護師による24時間連絡体制
- 重度化した際の対応指針を確定。
- 入居の際に利用者又は家族等に指針を説明し、同意を得ている
単位数
加算項目 | 単位数 | 自己負担額 |
医療連携体制加算(Ⅰ) | 39単位 | 39円 |
医療連携体制加算(Ⅱ) | 49単位 | 49円 |
医療連携体制加算(Ⅲ) | 59単位 | 59円 |
※単位数は1日当たり
※自己負担額は1割負担の場合
看取り介護加算
算定要件
- 医療連携体制加算を算定
- 看取りに関する指針を定め、利用者又は家族等に説明、同意を得ている
- 看取りに関する職員研修を実施
- 医師、看護職員、介護支援専門員等が共同で作成した介護に係る計画について、利用者又は家族等に説明し、同意を得ている
単位数
加算項目 | 単位数 | 自己負担額 |
看取り介護加算(Ⅰ) | ー | ー |
死亡日以前4日以上30日以下 | 144単位 | 144円 |
死亡日の前日および前々日 | 680単位 | 680円 |
死亡日 | 1280単位 | 1280円 |
看取り介護加算(Ⅱ) | ー | ー |
死亡日以前4日以上30日以下 | 144単位 | 144円 |
死亡日の前日および前々日 | 780単位 | 780円 |
死亡日 | 1580単位 | 1580円 |
※単位数は1日当たり
※自己負担額は1割負担の場合
その他の加算
加算項目 | 単位数 | 自己負担額 |
認知症行動・心理症状緊急対応加算 | 200単位 | 200円 |
初期加算 | 30単位 | 30円 |
夜間支援体制加算(1ユニット) | 50単位 | 50円 |
夜間支援体制加算(2ユニット) | 25単位 | 25円 |
若年性認知症利用者受入加算 | 120単位 | 120円 |
認知症専門ケア加算 | 3単位 | 3円 |
※単位数は1日当たり
※自己負担額は1割負担の場合
※各加算の単位数は目安です。
今回ご紹介した費用や加算については、目安としてご参考ください。実際の費用については、直接施設にお問い合わせください。