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開北グループホーム 冬の制作
開北グループホームでは、生活リハビリ・毎日の楽しみなど様々な目的からお客様と職員が一緒になり、作品作りをしています。今回は、1階2階の皆様で約2ヶ月のあいだ取り組んだ、大きなクリスマスツリー作りについてご紹介します。
制作風景
まずはお客様に新聞紙をちぎっていただき、職員が風船を膨らませます。次に風船に糊をつけて、新聞紙を2重3重にかさねて貼り付けていきます。
糊は液体のりを薄めて使っていましたが、やや難しく、お客様からも「これは大変だね」とご意見がありました。途中から洗濯のりをハケで塗っていくことで、かなりスムーズにおこなえるようになりました。
新聞紙を貼り終えた風船はしばらく干しておき、完全に乾いたら次の工程です。緑色がベースの折り紙をちぎっていただき、新聞紙の球に貼り付けていきます。
「へこんじゃって上手く貼れないよ」と、お客様も苦戦するご様子がありました。毎日少しずつ、コツコツと続けていきました。
12月も中旬に差し掛かると、緑色の球がいくつも出来上がっていました。最後は職員がグルーガンで球をくっつけていき、ツリーの形に仕上げていきます。
仕上げに、お客様と一緒に飾りつけをして完成です。「私の背より大きいね」「これを作っていたのね」と、皆様の反応も様々でした。
お客様のコメント
90代女性「いくつ作るの?おんなじものがたくさんで、何が出来るの?」
90代女性「立派なのができたね。私より大きいじゃん。このために作ってたの?」
80代男性「俺にもやらせて。何が出来るのか楽しみだ。(完成を見て)凄いな。クリスマスツリーか」
担当者のコメント
今回の制作の提案をした担当者です。最初は完成できるか心配でした。クリスマスまでに間に合わなかったら、球が足りなくて小さくなったら、などと考えていましたが、いざ作り始めると、新聞紙をちぎるお客様、折り紙をちぎるお客様、張り付けるお客様…と、いつの間にか役割分担が自然とできあがり、お客様同士で「奥さん折り紙ちぎったのくださる?」「貼れたやつは椅子の足にかぶせて乾かすだよね」と声をかけあう様子もありました。職員が声をかけずともどんどん仕上がっていき、驚きました。無事に完成して良かったです。次は何を作ろうか、皆様と一緒に考え中です。
こちらのグループホームは
アクタガワ ハートフルホーム沼津開北グループホーム(沼津市)