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開北グループホーム 第3回青空体操教室
開北グループホームでは月に1回、専属の理学療法士がお客様の身体状況を確認したり、生活リハビリプログラムの修正・提案をしています。今回は6月に開催した理学療法士による屋外での体操教室の様子をお届けいたします。
体操の様子
今回はテントを職員が持ち寄り、日陰のスペースを広げて行いました。まだ梅雨は明けていないですが、とても暑く、テントを準備して大正解でした。風がなかったのでサーキュレーターを3台準備し、風通しも万全の体制で開催しました。
今月もご家族の方が一緒に参加してくださいました。「こんなところにも筋肉ってあるんですね」と一つひとつの筋肉を意識しながら行っていただきました。
できる方は靴を脱ぎ、足の指までしっかり動かしました。理学療法士から「足の指がうまく使えないと体のバランスが悪くなるだけでなく、膝や腰を痛めてしまう原因にもなります。」と説明されると、一生懸命足の指を動かしていました。
6月の体操のテーマは「脚(足)」でした。6月といえば梅雨ですが、寒暖差が激しいこの時期は体調を崩しやすかったり、多湿のために足が床に引っ掛かりやすく転倒につながりやすい季節です。脚の体操を行い血流を改善させることで、不快な季節に体調を崩しにくくなります。今回は、立ち上がりに効果的とされている太ももの筋肉の体操や、歩く時につまづきを防ぐ足先を持ち上げる体操、内ももの筋肉を鍛えることで尿漏れを防ぐ体操など、脚(足)の筋肉の大切さも解説しました。「内ももに力が入るね」と力を入れる箇所を確認しながら行っています。思わず手にも力が入ってしまいます。
ご家族のコメント
「どの方も積極的に取り組まれていて驚きました」
「私たちも運動不足を痛感しました。毎日やろうと思います」
担当者のコメント
理学療法士
今回は脚の体操を中心に行いました。普段はあまり意識をしない脚の筋肉ですが、日常生活では重要な役割を持っており、体に占める筋肉の割合も多く、とても影響力のある部位です。そして、何歳になっても歩きたいという気持ちは皆様がお持ちだと思います。何歳になってもご自分の足で歩いて生活が出来るように、脚の筋肉をしっかりと鍛えてほしいと思います。体操終了後にはご家族様より身体のお悩み相談もありました。これからもお気軽にご相談ください。
ケアマネージャー
今回は熱中症の対策に力をいれ、駐輪場だけでは足りない日陰をタープの設置により改善し、クーラーボックスを用意することで、いつでもすぐに水分補給が出来る体制を整えました。他にもサーキュレーターを3か所設置することにより多湿による不快な暑さの対策を行いました。今回で3回目となり、回数を重ねることで職員も手際よく進めることが出来るようになってきたと感じられました。終了後にはご家族の方より、来月の開催についてお問い合わせもあり、定着してきている実感とご好評が得られた回となりました。
こちらのグループホームは
アクタガワ ハートフルホーム沼津開北グループホーム(沼津市)