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開北グループホーム お楽しみ食「世界の料理編」
※食事中の為、マスクを外して撮影しています。
開北グループホームでは、普段の献立以外にも旬の食べものを意識したり、お客様のリクエストにお応えしたりと、バラエティに富んだ「お楽しみ食」を提供しています。今回は、今年度の新しい試み『世界の料理』についてご紹介します。
目次
『世界の料理』お楽しみ食
お客様のなかには「世界の料理を食べに行きたい、世界を感じたい」という思いを持っている方がいらっしゃいます。コロナの影響もあり、なかなか以前のような外食レクの機会を持てない状況ですが、施設内で出来る取り組みとして月に1回『世界の料理』をご用意することにしました。
フランス:ラタトゥイユ
初回はフランスから、ニースの郷土料理ラタトゥイユです。パンとフレンチポテトサラダも付けました。トマトベースの野菜煮込み料理ということで、比較的なじみのある見た目や味付けとなりほとんどのお客様に「おいしいよ」と召し上がっていただけました。
タイ:パッタイ・カオマンガイ
続いてはタイのパッタイとカオマンガイです。パッタイはセンレックという米麺を使った焼きそばのような料理です。カオマンガイは色々な食べ方がありますが、今回は炊飯器を使って鶏肉の炊き込みご飯のように作りました。主食が2種類ですが、少しずつ作って両方楽しめるようにしました。デザートはバナナのココナッツミルク煮です。これは特に「甘くておいしい」と喜ばれるお客様が多かったです。
メキシコ:チリコンカン
第3弾はメキシコの豆料理チリコンカンと、トルティーヤチップスを砕いて入れたサラダを用意しました。チリコンカンは本格的に作ると辛さが気になるので、今回は学校給食のレシピを参考に食べやすくしました。豆類があまり得意でないお客様にも、比較的たくさん召し上がっていただけました。
ベトナム:フォー・バインセオ
4回目はベトナムから、牛肉のフォーとバインセオです。麺を食べるのが難しいお客様には、ご飯とスープにして提供しています。パクチーは食べ慣れない方がほとんどのため、パクチー抜きにさせていただきました。バインセオは、玉子を使ったお好み焼きのような副食です。
お客様にも、モヤシのヒゲ根取りを手伝っていただきました。モヤシは両方に使うため4袋もありましたが、皆様で手分けしておこなうことで、あっという間に終わりました。
お客様のコメント
90代女性「初めて聞いた、食べたことない」
80代女性「外国なら昔ハワイに行ったことがあるよ、懐かしいね」
80代女性「初めて食べるけど、おいしいよ」
担当者のコメント
海外旅行の経験がある方も多く、『世界の料理』は当時のお話を聞ける機会にもなっています。お客様の「世界の料理を食べたい」は、詳しくお伺いすると「フランス料理を食べに行きたい」ということでした。レストランのようなコース料理もいつか挑戦してみたいですが、まずは今の自分達で提供できる範囲のことからと思い、今回の取り組みをはじめました。海外の雰囲気を味わいつつ、辛い・苦いといった刺激的な香辛料は避けて、食べやすい味付けのものをご用意しています。今年度いっぱい、月に1回の『世界の料理』で「初めて・珍しい・新しい」を楽しんでいただければと思います。
こちらのグループホームは
アクタガワ ハートフルホーム沼津開北グループホーム(沼津市)