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皆様は回想法という言葉をご存じでしょうか。回想法とは昔のことを思い出して話したり思い出を共有することで、脳が刺激され活発になったり集中力が増すなどの効果が見られることです。御門台グループホームではその効果に着目し、入居されてまだ日の浅いS様と皆様の交流も兼ねてS様にスポットを当てた回想法レクを行いました。今回はそのご様子をご紹介します。

そば打ち

ご結婚されるまではご実家のお蕎麦屋のお手伝いをされていたS様。慣れた手つきでこね鉢の中のそば粉と打ち粉を混ぜていきます。

生地を練られている間も「うちは〇〇って名前の店でね。」「お父さんがこうやって、私はお手伝いしてたんだよ。」と思い出を皆様や職員に楽しそうに話してくださいました。

続いては麺棒で生地をのしていきます。力仕事なのでT様と交代交代でのしていきます、頑張って伸ばしてくださいました。

のしたら丁寧に折りたたんでいきます。

いよいよそばを切っていきます。姿勢を正してテンポよく麺生地を切っていく姿はまさしく蕎麦職人そのものです。

皆様が興味津々に眺める中、蕎麦が次々と完成していきます。

いただきます

※食事中のため、マスクを外して撮影しています。

打ち立ての美味しいお蕎麦に皆様も思わず顔がほころんでいました。

お客様のコメント

80代女性「懐かしいね、昔はうちでもこうやって自分で蕎麦を打ったっけ。」

70代女性「蕎麦打つのも結構力がいるだね。感謝して食べなきゃ。」

担当者のコメント

担当の雨宮です。S様と皆様の交流も兼ねて行った今回の回想法レクでしたが、思い出の共有による満足感の充足だけでなく日常生活におけるS様の笑顔が増えるなど大変実りのあるものとなりました。この結果を踏まえて、来月以降も皆様に焦点を当てた回想法レクを実施していければと思っています。次回もぜひご覧ください。

こちらのグループホームは

アクタガワ　ハートフルホーム清水御門台グループホーム（静岡市清水区）