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八幡グループホーム 花まつり
4月8日は「花まつり」ということで、八幡グループホーム では、花まつりにちなんだおやつ作りをしました。今回も生活リハビリを取り入れ、なるべく立ち上がって全員の方にお手伝いしていただけるように実施しました。
目次
花まつりとは
お釈迦様の誕生日とされていて「灌仏会」や「花まつり」と呼ばれています。お寺ではお釈迦様が右手で天に指をさし、左手で地をさして立っている像が出てそこに甘茶をかけてお祝いします。主に赤ちゃんの健康を祝うお祭りですが、八幡では「健康祈願も兼ねて、クリスマスをするんだから花まつりもしましょう」ということで実施しました。花まつりでは精進料理を食べる事もありますが、今回はおやつ作りでヨモギ団子を作りました。
ヨモギ団子づくり
生地作り
お客様が出来る作業は、職員が見守り、自分達で行っていただいています。まずは、生地作りからスタートです。袋から白玉粉を出します。袋を開ける作業では、はさみを使用して開けていただきます。「ここに入れるんだね」と何度も確認をして、粉が飛ばないようにと少し緊張されながら作業されていました。
豆腐をつぶす
ざるで豆腐を裏ごしてつなぎを作っていただきます。「豆腐は柔らかいからすぐつぶれるね」と仰るも、混ぜる際にツルツルとすべるため、少し時間が掛かかりました。
白玉粉を混ぜる
今回はヨモギ団子なので、白玉粉・豆腐・ヨモギ粉を混ぜていきます。豆腐の水分では少し足りなかったようで、かなり力が必要な作業でした。立って作業を行うことで、よい運動になったと笑っていらっしゃいました。
白玉を茹でる
白玉を丸める作業は職員がお手伝いしましたが、茹でる作業はお客様にお願いしました。「出来上がると上に上がってくるから、上がって少ししたら取り出しましょう。」とお伝えすると、じっと鍋を見て「あ!上がった!」と上がるたびに喜びの声でした。茹でた白玉を氷水に入れ、冷やします。
盛り付け
お皿にヨモギ団子を2つ入れて、その上から小豆をかけて完成です。つるつると滑る団子をつかむのが大変そうでしたが、頑張って盛り付けて下さいました。
おやつ
※食事中の為、マスクを外して撮影しています。
一人ずつ食事形態に合わせて提供しました。味も良かったようで、あっという間に完食です。甘茶は用意できなかった為、いつものお茶を少し甘くして飲んでいただきました。
お客様のコメント
90代女性「あーお釈迦様も誕生日が有るの。」
60代女性「混ぜる作業はなかなか力がいるね。」
90代女性「お茶が甘くておいしいね。」
職員のコメント
お客様に、ヨモギ・甘茶を調達するのに時間が掛かってしまったことを話したところ、「昔なんてそこら中に生えてたじゃん」と笑っていました。「昔はヨモギなんて買うもんじゃなかったよ」とおっしゃる方もいて、昔話で盛り上がりました。花まつりは毎年行っているイベントです。お釈迦様の誕生日は、キリスト様の誕生日に比べると、世間一般では取り上げられないとお客様に話したところ、「お釈迦様の誕生日も、もっと知れ渡るといいね」とヨモギ団子を食べていました。
こちらのグループホームは
アクタガワ ハートフルホーム静岡八幡グループホーム(静岡市駿河区)