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ハートフルホーム城北の小規模多機能では、当社所属の理学療法士と協力し生活リハビリという取り組みを行っております。今回は理学療法士に協力をいただき、屋外での青空体操に取り組んだ様子をご紹介します。

青空体操の様子

※お客様のご希望により、マスクを外して撮影していることもあります。

肩と肘、手等上肢全体を使った運動を最初に行いました。前に伸ばすという単純な動作ではありますが腕の力はもちろん、肩甲骨を意識して動かす事で背中の筋肉をほぐす事にも繋がります。さらに、腕を使う為に不可欠なのが体幹(腹筋や背筋)です。人間は腕や足を動かす前に、必ず体幹の筋肉が身体を固定し、支点の役割を担うという神経的な仕組みがあります。身体の重心が動くような動きをする事はそれだけで体幹の姿勢保持筋が働いているという事です。

身体を前に曲げる事で背中と腰のストレッチを行いました。前屈運動は皆様お馴染みのラジオ体操等にも組み込まれております。背中の柔軟性を維持する為にも重要な動きの1つとなります。また筋力的にも、前に倒した身体を起こしてくる際には背筋がしっかりと働く必要があり、普段椅子にもたれて座っている方には縮みっぱなしの背中や腰を伸ばす効果があるとされています。

バンザイ運動では深呼吸に合わせ実施しました。普段から猫背になりがちな方はお腹の筋肉や肋骨の間についている筋肉を伸ばす機会が少なくなっている事があり、肋骨が動くと中の肺も広がりやすくなり呼吸の効率も良くなります。

手を前に伸ばした状態での上下運動をしています。特に左右で異なる動きをしており右を上げる時は左は下に下げる等、交互の運動となります。左右同時の運動よりも左右異なる動きを組み合わせる事で脳への刺激も増え、反する動きをコントロールする為、肩の支えや体幹の筋力トレーニングにもなります。

お客様のコメント

90代女性「天気も良くて気持ち良く体を動かすことが出来ました」

担当者のコメント

PTによる体操は今年度2回目となります。体を大きく動かす事で日々動かす機会の少ない筋肉も刺激され、また効果も都度説明を受けながら体操を行う為、前回とは違う形の体操を行う事でお客様も楽しみながらも真剣に取り組む様子が見られていました。

こちらのグループホームは

アクタガワ　ハートフルホーム静岡城北グループホーム（静岡市葵区）