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開北グループホーム 第2回青空体操教室
開北グループホームでは月に1回、専属の理学療法士がお客様の身体状況を確認したり、生活リハビリプログラムの修正・提案をしています。今回は4月に引き続き、5月も開催することが出来た理学療法士による屋外での体操教室の様子をお届けいたします。
体操の様子
当日は久々の晴天に恵まれましたが、前日までは降雨や低気温の日が多く、お客様は暑さへの耐性がありません。お客様が熱中症にならないように注意をしながら、駐輪場の日陰を利用して行いました。理学療法士が熱中症の話をすると「昔の日射病や熱射病のことを、今は熱中症っていうんだね」との声が上がっていました。
今回の体操からはご家族様をお招きし、一緒に体操を行っていただきました。「普段は仕事ばかりで体操なんてしないから、いい運動になりますね」「手のここを伸ばすんだって」と、ご家族様の健康やコミュニケーションの機会にも繋がりました。
「手」の体操
5月の体操のテーマは「手」でした。「手」には脳につながる神経が多く、指を動かすことで脳の血流量の増加を促し、脳の活性化につながります。体操を通じて、記憶や学習を司る部分や運動の命令を出す部分など、脳の広い領域で普段より活動が活発になることが期待されています。椅子に座ったまま行えるので転倒の危険性が低く、体への負担を掛けずに長く続けられるという特徴もあります。大勢で楽しく笑いながら初夏の風を感じて行う「手」の体操は、身体だけでなく脳にも心にも良い影響を与えてくれるため、まさに良いことづくしです。
お客様のコメント
「手の体操でも案外疲れるのね」
「簡単そうに見えたけど、とても難しかった」
「もう夏が来たみたいな天気だね」
担当者のコメント
理学療法士
当日まで悪天候が続いていたので青空体操が出来るのか心配でしたが、当日は暑くなりすぎてしまい熱中症が心配でした。駐輪場を上手に活用したり、常に水分補給が出来るようにしたことで熱中症のお客様を出すことなく無事に終わることが出来ました。今回ご参加いただいた方々に笑顔で積極的に体操を行っていただくことが出来ましたので、これからも皆様に喜んでいただけるような体操を提供していきたいと思います。
ケアマネージャー
職員みんなで意見を出し合い、体操に付き添う職員も、中で業務にあたっている職員もそれぞれの役割をもって楽しんで取り組むことが出来ました。今回はご家族様をお招きしましたが、ご家族様にも喜んでいただくことが出来て、とてもうれしいです。入居されているお客様の状態をご家族様にも知っていただける場としての機能も果たしながら、お客様の心身の健康維持に努め、楽しい日々を過ごしていただきたいと思います。
こちらのグループホームは
アクタガワ ハートフルホーム沼津開北グループホーム(沼津市)