生活リハビリ
イベント
2022.11.18

開北グループホーム 第7回青空体操教室

開北グループホーム  第7回青空体操教室

開北グループホームでは、月に1回、専属の理学療法士がお客様の身体状況を確認し、生活リハビリプログラムの修正・提案をしています。今回は、10月に開催した理学療法士による体操教室の様子をお届けいたします。気温が低くとても寒かったため、10月も屋内で行いました。

グループホーム_静岡

体操前 職員同士の打合せ

沼津市グループホーム_第7回青空体操教室

理学療法士が施設に来所する日は、体操を行う前に、ケアマネージャー・フロア担当者・理学療法士でお客様の情報交換を行います。本日は、理学療法士に、膝の痛みが気になる方が増えたことを報告すると、体操のコンセプトに「ひざ痛対策」が追加されました。

体操の様子

※換気を十分に行っています。

準備運動 

沼津市グループホーム_第7回青空体操教室

まずは基本の体操からです。寒くなると猫背になりやすくなるため、胸を広げる運動を入念に行います。 お客様自身が体を大きく動かすことを意識できていました。

乾布摩擦(かんぷまさつ)

沼津市グループホーム_第7回青空体操教室

乾布摩擦には、冷え・むくみ・寝つきが良くなるなどの効果が確認されており、やさしく肌を擦る(こする)ことで、自律神経のバランスを整えたり血流の改善が見込めます。「お風呂で体を洗う時は強めにごしごしするのが好きなのよ」と仰る方も、乾布摩擦を行う時には優しく行っていただきました。

身近にあるタオルを用いた体操の為、お客様も取り組みやすい様子です。寒さで関節が固くなりやすいため、しっかりとひざを伸ばしていきます。

内耳が身体に及ぼす影響

沼津市グループホーム_第7回青空体操教室

10月は寒暖差だけでなく、気圧の変動にも注意が必要です。耳の奥深くにある「内耳」が気圧の変化を探知するセンサーの役割を果たしているため、耳の体操を行い気圧変動への対策も行いました。皆さん真剣な表情で取り組まれています。

お客様のコメント

80代女性「今日は外でやらないの?」

90代女性「足を触ると冷たかったけど、体操の後は足がポカポカしているよ」

90代女性「脚の裏のすじが良く伸びるね」

施設長のコメント

今回は外の気温が低い為、急きょ室内での体操になりました。理学療法士による体操は月1回ですが、回数を重ねるごとにお客様の身体の動きや体操に対する集中力などが良くなってきているように思いました。体操だけではないですが、何事も「継続」することはとても大切なことだと思いました。

理学療法士のコメント

10月に入り、昼夜の寒暖差が激しくなってきました。朝の情報交換では、膝の痛みが聞かれるようになり、特に動き出しで膝の痛みを感じる方が多いということでした。筋肉には動きやすい温度がありますが、足を触ると冷たい方が多く、空調管理はされているものの、冷え込みの影響を受けている印象でした。これからの季節は、膝などの痛みによるお客様の活動量の低下を防ぐことが大切です。激しく変化する気候に健康を保つことは大変ですが、正しい知識と体操で環境に負けない体作りをしていきましょう。

グループホーム_静岡

こちらのグループホームは

アクタガワ ハートフルホーム沼津開北グループホーム(沼津市)

グループホーム ハートフルホーム開北外観(沼津市)

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