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開北グループホーム 第9回青空体操教室
開北グループホームでは、月に1回、専属の理学療法士がお客様の身体状況を確認し、生活リハビリ個別プログラムの修正・提案をしています。今回は1月に開催した体操教室の様子をお届けいたします。※12月はコロナの感染状況を考慮し、開催を見送りました。
良い姿勢とは
新年最初の体操は、全身を動かすところから始めました。寒い日が続き、姿勢が悪くなりやすい為(いわゆる猫背)、背筋を伸ばす動きや胸を開く動きを入念に行いました。最初は猫背気味だった背筋が次第に伸びていき、良い姿勢になっていきます。
背中が丸まってしまうと、歩いているときにつまづきやすくなったり、立ち上がりの時に力が入りづらくなったりします。しかし、肩甲骨や胸郭を動かし背骨を伸ばすことで、空気の肺への取り込みも良くなるだけでなく、力が入りやすくなり転倒の予防につながるなど、良いことがたくさんあります。こちらが「良い姿勢」と言われる所以です。
皆様、普段の体操のときよりも良く体が伸びていると感じているようでした。
笑う門には福来る
人間の脳は、基本的には「面白いから笑う」というように行動よりも感情や感覚が先に起こります。しかし、「笑っているのだから面白い」というように、行動が先に起こると感情や感覚を後付けし、つじつまを合わせるという機能が備わっています。
感染症対策で1日中マスクを着用し、表情が乏しくなることで、感情の変化も乏しくなりがちです。手を使って顔の筋肉を動かし変な顔をして、「お互いに笑い合う」「声を出して笑い声をあげてみる」といったことをすると、モヤモヤしていた気持ちが吹き飛び心が軽くなります。
体操をしながら、お客様の気持ちの面も健康にすることができ、今後、普段の体操から取り入れていきたいです。
お客様のコメント
80代女性「面白かったわ。」
90代女性「なんだかおかしくて笑っちゃった。」
90代男性「外でやりたかったな。」
施設ケアマネージャーコメント
青空体操教室は、今回で9回目となりました。気温が低かった為、無理せず室内での開催としました。理学療法士から、身体のどこを意識しながら動かすのが良いか、この体操はどのような効果があるのかなどを細かく指導してもらうことができます。皆さんと体操に真剣に向き合う貴重な時間となりました。
理学療法士のコメント
コロナ禍で外出に気を遣う中、皆様が少しでも気分転換出来るよう「笑う」ということをテーマにして体操に取り組みました。マスクをしていると、どうしても表情が乏しくなったりしますが、顔の筋肉を動かすことで心の緊張が和らぎ、笑い声が聞こえてきました。シンプルに声を出して笑う体操では「は・は・は・は」と意識的に笑った後に続けて「あはは」と自然に笑い声が聞こえました。みんなで笑い合い、「あーおかしい」と笑いに包まれた空間はとても良い雰囲気でした。2023年も笑って1年を過ごすことが出来るよう、楽しく体操をしていきましょう。
こちらのグループホームは
アクタガワ ハートフルホーム沼津開北グループホーム(沼津市)