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加島グループホーム タオル体操
加島グループホームでは、毎日午前中に体操を行っています。今回は、理学療法士によるタオル使った体操を実施した様子をお届けいたします。
タオル体操
今回は身近にあるタオルを使って体操を行いました。タオルを使った体操というと「乾布摩擦」などが思い浮かびますが、乾布摩擦には、冷え・むくみ・寝つきが良くなるなどの効果が確認されており、やさしく肌を擦る(こする)ことで、自律神経のバランスを整えたり血流の改善が見込めます。無理なく行うことができ、どこのご家庭にもある(準備が比較的簡単にできる)ものなので、タオルを使った肩やひざの体操はおすすめです。
グループホームでは、自立支援のため、まずは職員が声掛けを行い、お客様が自力で日常生活が行えるように、朝の運動時間及び午後のレクリエーションを通して、お客様自身の潜在能力を引き出せるような活動を行っています。手ごろな道具を使ったタオル体操はお客様も喜んで取り組まれました。
お客様の能力・気持ちに配慮した介助が行えるように、一人ひとりの状態を日々観察し、必要な声掛けを行います。会話をしながらの運動を通して、お互いのコミュニケーションを図り、QOⅬ(生活の質)の向上につなげて行きます。お客様の「笑顔」が何よりのバロメーターです。
エクササイズ
タオルを使った体操はストレッチだけではありません。タオルの張力を利用して関節へ適度な負荷をかけながら運動を行います。ひとつひとつの体操に出来るだけ多くの筋肉を参加させることで、日常の体の使い方に出来るだけ近い動きをイメージして行います。
「立つこと」・「歩くこと」を基本とした日常生活動作が行えるように、お客様の状態に応じた介助を実施します。このようなストレッチやエクササイズを理学療法士の指導のもと行うことにより、総合的な活力、自分らしい生活を送れるように生きがいや満足度を高めていきます。一生懸命に「これで良いかな」と、取り組む姿が素晴らしいです。
お客様のコメント
80代男性「いい運動になった。ありがとうございました」
80代女性「膝がとてもよくのびたわ」
80代女性「いろんな体操があるのね。楽しかったわ」
理学療法士のコメント
今月は寒い季節に行うイメージのある乾布摩擦を取り上げて体操を行いました。乾布摩擦の効果はさまざまで寝る前に行うことで寝つきが良くなるというデータもあります。コロナ禍で人肌に触れる機会が減少していく中、肌感覚を活性化し自律神経の乱れを整えていく目的で皆様も実施してみてはいかがでしょうか。
こちらのグループホームは
アクタガワ ハートフルホーム富士加島グループホーム(富士市)