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八幡グループホーム 夏野菜を食べようの会
徐々に暑さが厳しい時期に入ってきていますが、グループホームの室内に居ると温度・湿度を管理しているため、あまり季節感が感じられません。そのため、施設内で少しでも季節を感じていただくために、夏野菜を使って1日かけておやつ作りをしました。
午前中は下準備
今回はキュウリとトマトを使っておやつを作る為、事前に準備をしていただきました。キュウリは洗ってから板摺をして、皮をむき一口大に切りました。板摺は職員がまず見本を見せてから作業していただきました。職員が作業すると、ころころと転がり少し塩が緑色になっていましたが、お客様が行うと滑ってしまい、「体重が関係してるのか」と冗談を言いながら楽しく作業を行いました。
トマトはこぶし大の大きなものでしたが、あまり強く握るとつぶれてしまう為、優しく握って皮をむいていただきました。こちらのお客様は立っているのが大変と仰っていましたが、トマトに集中すると立っているのが大変だということも忘れてしまっているようでした。
漬物作り
下準備で切っていただいたキュウリを瓶に移して、漬物のタレを入れてました。瓶に入れるときには立ち上がって中を見ながら量を調節し、とっても慎重に入れてくださいました。
午後のおやつ作り
トマトを砂糖で煮て、トマトのコンポートを作りました。砂糖を調節し、あとは待つのみです。
出来上がったトマトを器に一個ずつ入れ、残りのつゆでゼリーを作り、そのゼリーを注いでいただきました。冷蔵庫で冷やして完成です。
漬かったキュウリを一つずつ小皿に移していただきました。
おやつの時間
※食事中の為、マスクを外して撮影しています。
甘く煮たトマトは初めて食べるという方が殆どで、使った食材がトマトだと分からず、「なんだこれ?」と不思議そうにされている方もいました。キュウリもしっかりと漬かっていて、おいしく召し上がっていただくことが出来ました。
お客様のコメント
「立ってやるのは大変だけど、集中していると時間を忘れちゃうね」
「おっきなトマトだね。トマトは夏野菜なんだね」
「甘いトマトなんて初めて食べたよ」
職員のコメント
室内に居ると環境が整っている為、夏にも関わらず「寒いね」とおっしゃっている方もいらっしゃいます。施設内では、季節感があまり感じられないため、今回は五感を感じていただくおやつを提供させていただきました。水分補給が重要な時期ですが、ただ水分を取るだけだと大変な為、ゼリーにすることで、適度な水分と塩分を取っていただくことが出来ました。これからもおやつを通じて、熱中症・脱水も予防していければと思っています。
こちらのグループホームは
アクタガワ ハートフルホーム静岡八幡グループホーム(静岡市駿河区)