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八幡グループホーム 重陽の節句・十五夜イベント
9月9日は重陽の節句・10日は十五夜ということで、八幡グループホームでは、2つの行事にちなんだおやつを皆さんと作りました。今回はその様子についてご紹介いたします。
お団子作り
まずは団子づくりです。豆腐を潰してとろとろにします。立って作業ができる方は立ち上がって、リハビリを兼ねた調理をしていただきました。
潰した豆腐に白玉粉を入れて混ぜていきます。混ざるまでに時間がかかりましたが、手に力をいれ、しゃもじを持って作業をしてくださいました。
ただ丸い団子では少し物足りないかな?ということで、団子の真ん中に栗を入れることにしました。甘栗を手で半分に割っていただきました。「何だか食べたくなっちゃうね」と話しながら、作業を進めて下さいました。
ここからは台所に場所を変え、白玉団子を丸めます。まずはお手本を一つ職員が作り、同じ大きさになる様に見ながら丸めて下さっています。簡単な様で同じ大きさにするということが大変で、とても真剣にされていました。
丸めた後、中に栗を入れていただきました。栗が飛び出てしまったり入れたかどうか忘れてしまったりとハプニングもありましたが、楽しく作業ができました。
団子をゆでたらお皿に盛りつけていきます。職員が十五夜をイメージして作ったうさぎの団子とお客様に作っていただいた栗の団子を盛り付けて完成です。
重陽の節句
9月9日は五節句の1つで陽の数字「9」が重なる事から、「重陽の節句」と言いますが、キクが咲く季節ということもあり、「菊の節句」とも言われています。今回は十五夜の団子と一緒に「菊茶」をお出しする事にしました。お客様と「昔は八百屋に菊が売ってたよね」と話していましたが、どこを探しても食用菊が無く、落雁の菊をお茶に入れて飲んでいただきました。
おやつ完成
※食事中の為、マスクを外して撮影しています。
この日のお茶は「あずき茶」を用意しました。落雁を入れて少し眺め、「綺麗だね」と言っているうちにだんだん溶けていきました。混ぜると自然ととろみがついてくる為、ぜんざいを飲んでいる様な味になりました。団子も豆腐で作っている為、食べやすく、皆様完食されていました。
お客様のコメント
90代女性「昔みたく八百屋なんてないかな」
60代女性「お団子、作りながら食べちゃいそうだね」
90代女性「うさぎの形のお団子、可愛く出来たじゃん」
90代女性「重陽の節句っていうのがあるんだね」
90代女性「立たないと足もダメになっちゃうね」
職員のコメント
十五夜は有名ですが意外と知らない行事もまだまだあります。リハビリを兼ねて立って調理を行う事も、施設内では徐々に習慣になってきています。今後もお客様には、個々にあった出来る事を続けて、お手伝いをしていただければと考えています。
こちらのグループホームは
アクタガワ ハートフルホーム静岡八幡グループホーム(静岡市駿河区)