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自分らしく暮らす グループホームの生活リハビリ
自宅に近い環境で、できるだけ自立した生活を送っていくために、アクタガワのグループホームでは「生活リハビリ」を実施しています。自分らしく生き、自分らしく暮らす。そんな生活を、サポートします。
目次
グループホームとは
グループホームは認知症の高齢者が共同生活を送るための施設で、自宅に近い環境で生活をすることで、認知症の進行を緩やかにさせようという目的があります。ユニットと呼ばれる複数の居室と、食堂や共同スペースで構成された生活空間で、職員の介助を受けながら、役割分担やコミュニケーションを通して自立した生活を送っていきます。新しい人と出会ったり、新しい物事を記憶したりすることが難しくなった高齢者にとって、環境の変化は大きなストレスとなってしまいますが、グループホームでは少人数で穏やかに過ごすことができます。
アクタガワのグループホームにおける生活リハビリ
アクタガワのグループホームにおける生活リハビリでは、計画作成によるアセスメント(お客様の困っていること・不安・趣味嗜好や生活の中で何を目標としていくかの聞き取り)、リハビリ専門職による評価(お客様の身体機能の測定や観察による客観的情報の収集)を行い、身体面・精神面・環境面からアプローチをするための「生活リハビリプログラム」を作成します。このプログラムを日常生活の中で介護職員と共に実施することで、今できる活動の維持向上と、難しくなったと感じている活動の改善を促していきます。自分らしく生きていきたいという思いを受け止め、お客様が望む生活をサポートし、自己実現へと繋げていくための取り組みすべてが、アクタガワの生活リハビリです。
アクタガワの生活リハビリの特徴
計画作成によるアセスメント
認知症のあるお客様にもわかりやすい絵で表示された興味関心チェックシートを使用して、今できること、今までやっていたこと、これからやってみたいこと等を細かく聞き取り、目標に繋げていきます。
リハビリ専門職(理学療法士・作業療法士)による個別の評価
身体機能の確認や、目標の聞き取りをする様子
バランス能力や関節可動域の評価を行い、目標に適したプログラムを作成して運動を実施するハートフルホーム城北グループホームの生活リハビリの様子はコチラ(城北グループホーム 生活リハビリ)
介護職員と日々行う生活リハビリプログラム
理学療法士・作業療法士が作成したプログラムを、介護職員と共に実施するハートフルホーム西奈グループホームの詳しい様子はコチラ(西奈グループホーム T様の生活リハビリの様子)
生活リハビリとして家事動作を行っていただいているハートフルホーム城北の詳しい様子はコチラ(城北グループホーム 生活リハビリ)
上肢・手指機能や認知機能向上のため、リハビリ専門職が作成したテーブルリハビリを介護職員と一緒に行う詳しい様子はコチラ(島田東グループホーム テーブルリハビリ)
お客様の目標(生活の中での意欲となる希望=〇〇が食べたい、△△へ行きたいという思い)を聞き取り、何が出来るようになれば目標に近づくことが出来るのか。それぞれの専門職としての視点を共有し、機能向上へ向けたプログラムの立案をします。また、日々のケアに関わる介護職員と定期的に身体状況を確認するリハビリ専門職の情報共有や、計画作成との連携を図ることで、目標達成へ向けて身体面や環境面の調整を行います。
グループホームの日常を彩る「生活リハビリ」
生活リハビリは日常生活のあらゆる場面で取り入れられていきます。食事・移動・入浴・更衣などの「生活動作訓練」や、屋外歩行・筋力向上などの「運動機能訓練」、テーブルリハビリや脳トレを用いた「認知機能訓練」を毎日の生活の中に組み込み、介護職員のサポートのもと無理なく繰り返し実施ができます。
様々な視点から見る生活リハビリ
普段のレクリエーションにおける関わりや家事動作を介護職員と一緒に行う、といった通常のケアの中にリハビリ要素を加えている他、アクタガワ独自としてリハビリ専門職による評価をもとにした個別プログラムの作成、多職種連携による包括的ケアや家族・地域などと連携したアプローチなど、様々な角度から生活リハビリを紹介します。
レクリエーションにおける関わり
レクリエーションを通して運動を促すハートフルホーム加島グループホームの詳しい様子はコチラ(加島グループホーム 運動不足解消)
家事動作をリハビリとして捉える視点~生活リハビリカード~
グループホームは自宅の延長のような環境という特性があるため、アクタガワでは理学療法士や作業療法士が作成した「生活リハビリカード」を導入し、家事等の生活動作を通したリハビリを行っています。
リハビリ専門職の評価が光る身体機能改善の取り組み
生活リハビリ大賞2022 品質賞を受賞したハートフルホーム小鹿公園前グループホームでの生活リハビリの詳しい様子はコチラ(生活リハビリ大賞2022 品質賞が発表されました)
家族・地域との共生
社内コンクール『生活リハビリ大賞2022』好事例賞 第1位を受賞したハートフルホーム開北の詳しい取り組みの様子はコチラ(O様の生きがいと生きがいと笑顔の為に私たちができること)
学区で行っている野菜の収穫に参加し、地域交流をするハートフルホーム八幡グループホームの詳しい様子はコチラ(八幡グループホーム 地域交流「野菜の収穫」)
アクタガワの理学療法士・作業療法士の思い
住み慣れた街で安心して生活を継続できるように、多職種で連携をとったケアをしていくことが重要です。グループホームにリハビリ専門職が関わることは少ないのですが、アクタガワでは全拠点に理学療法士・作業療法士が定期的な介入をしています。お客様がどのように生活したいのかを知り、お客様自身が決定できる環境を整え、自己実現へのサポートをしていきます。